
考え
建築とは、空間や素材を組み合わせて形にする行為ですが、優れた設計によってそれは単なる足し算以上の価値を生み出すことができます。しかし、利便性や流行に偏った選択が日常のあらゆる場面に広がる中で、本来その場所や人にしかない、個性的で深みのある建築の可能性を見過ごされがちです。もし、そうした既成の枠から少し離れて考えることができれば、もっと自由に、もっと自分らしく「住まい」を思い描くことができるはずです。
建築するということ
アトリエ ボロンスキーは、住宅、公共施設、商業建築などさまざまなタイプの建築を手掛けています。共通しているのは機能性と美しさを両立させた長く愛される建築を目指しているということです。設計に入る前には丁寧なリサーチと分析を行い、必要に応じて構造や設備の専門家とも協力します。空間の魅力を引き出す素材選び、スマートな構造設計、環境に配慮した工夫などを重ねながら、「使いやすく、心地よく、印象に残る」建築を作り上げています。建築は、ただ形を作ることだけではなく、人と人、場所と暮らしをつなげる体験そのもの。私たちは、訪れる人や、住まう人の気持ちを前向きにする、そんな建築空間を生み出すことを目指しています。
atelier BORONSKIについて
アトリエボロンスキー は、京都を拠点に活動する建築設計事務所です。代表のボロンスキー ピーターはニュージーランド生まれで、ニュージーランドと日本の両方で建築を学びました。スケートボードとサーフィンの元ニュージーランド代表という異色の経歴を持ち、その後オークランド大学で建築を学び、優秀な成績で卒業。日本政府の奨学金を受けて京都大学大学院で学び、1996年に修了しました。
これまでに手掛けたプロジェクトは12か国以上で雑誌等で紹介され、イタリアやドイツ、台湾など各国の建築誌で表紙を飾っています。日本、ニュージーランド、台湾ではデザイン賞も多数受賞し、国際コンペでも高い評価を得てきました。京都大学での非常勤講師をはじめ、各地の大学でも講評やレクチャーを行っています。
スタジオについて
スタジオには、少人数の専任スタッフと国内外から参加するインターンが在籍しています。チーム全員が、各プロジェクトに深く関わり、細部まで丁寧に取り組むスタイルを大切にしています。日本国内で20年以上にわたって活動してきたほか、ニュージーランド、中国、台湾、インドなど海外でもプロジェクトを経験してきました。その結果、幅広い知識と国際的な視点を持った、多様性のあるスタジオとして信頼を築いてきました。
私たちの役割
まず私たちは、クライアントの考えや希望を丁寧に聞くところから始めます。理想の暮らしや空間のイメージを共有しながら、その条件や背景に合わせた最適な設計を一緒に考えていきます。建築では、コスト・デザイン・機能・規制・施工・時間など多くの要素をバランスをよく整理することが必要です。私たちはそのプロセスをしっかりサポートし、複雑なことも分かりやすく説明しながら、安心して家づくりに取り組めるようにします。
デザインサービス
日本国内ではなく、海外在住の方からのご依頼も多数対応しています。土地探しから完成後のサポートまで、家づくりをトータルでお手伝いします。日本での建築をもっとシンプルで、もっと楽しく、満足度の高い体験にできるように心がけています。どうぞお気軽にお問合せください。(クライアントの声は下部に記載しています)
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土地購入前の現地調査・アドバイス
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ご要望の計画の立案
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初期デザイン(図面と3Dモデル)
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基本・実施設計(詳細図と3Dモデル)
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建築確認・行政対応
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施工会社選定・契約交渉
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工事期間中の現場監理
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施工後の確認・1年後の点検